写真の紹介 福島第一原子力発電所の廃炉作業 桜と作業員

撮影地:福島第一原子力発電所
撮影日:2016年4月12日

 廃炉作業の現場で、桜と作業員の写真を撮影したのは、事故から5年ほど経った2016年4月12日。この頃からフィルター付きの全面マスクを付けなければいけない区域が減少し、簡易マスクで作業できる現場が増えてきました。服も頭まで覆う防護服ではなく、首までの構内作業服です。
 多くの人が、事故当時のまま、全面マスクに白い防護服という服装で作業をしていると思っていらっしゃるようですので、服装の違いにも驚かれますが、何より、構内に桜の木があって、花を咲かせていることに驚かれるようです。

アパチャーギャラリーでの展示の様子

 なお、桜と作業員の写真は、WeTransfer社の助成により、2019年9月、ニューヨークのアパチャーギャラリーにおける展示「Refocus」展にて展示されました。上の写真は、その展示の時の様子です。「壁にピンで留めるか、天井からワイヤーで吊るすか、どっちがいい?」と聞かれましたので、壁にピンで留める方法にしてもらいました。国によって、写真の展示方法も随分と違うものですね。

Location: Fukushima Daiichi Decommissioning
Shooting date: April 12, 2016

This photo was taken on April 12, 2016, about five years after the accident. It was around this time that the number of zones requiring full-faced masks with filters began to decrease and the number of zones where work could be performed using simple masks began to increase. The workers in this photo are no longer wearing hooded protective clothing and, instead, are wearing work clothes that cover just up to their necks.

This photograph was displayed at the “Refocus” exhibition at the Aperture Gallery in New York in September 2019 with the support of WeTransfer.