建設中の首都高の写真を解説文とともに紹介します。

首都高速中央環状新宿線と首都高速中央環状品川線の建設の様子を撮影した写真を掲載しています。

建設中の地下構造物

シールドマシンの上から見た後続台車。台車には、電気設備やポンプなどが搭載されています。撮影地:首都高速道路中央環状新宿線 撮影日:2005年5月26日

地下トンネルの工事現場

シールドトンネルの壁には、コンクリート製のものと鋼鉄製のものがあります。鋼鉄製のものは、後で切り開いて換気所や出入口などと接続されます。撮影地:首都高速道路中央環状新宿線 撮影日:2005年6月2日

トンネルの断面

トンネルの床下部分は、垂直の壁で仕切られていて、左右がそれぞれ、排気と吸気に使われる仕組みになっています。撮影地:首都高速道路中央環状新宿線 撮影日:2005年8月19日

開削方法で作られた地下構造物

換気のための設備を収める場所を作っている様子です。ここは、上から掘り下げる開削工法で作られています。撮影地:首都高速道路中央環状新宿線 撮影日:2005年8月19日

首都高の建設風景

トンネルの奥の方にシールドマシンの後続台車が見えています。天井部分にあるダクトは、空気を送り込むためのものです。撮影地:首都高速道路中央環状新宿線 撮影日:2006年1月17日

巨大な地下構造物

シールドマシンを組み立てるために用意された縦穴の底部です。穴の側面には、シールドマシンが掘り進めるための場所が用意されています。撮影地:首都高速道路中央環状新宿線 撮影日:2006年2月15日

工事現場で行われていたパイプルーフ工法

並行する2本のトンネルを接続させるために、パイプルーフ工法という工事が行われていました。接続させる部分の上下に何本ものパイプを通し、コンクリートを詰める工事です。2本のトンネルの間の上下をコンクリートで固めてから、トンネルの側面を切り開いてつなげるのです。撮影地:首都高速道路中央環状新宿線 撮影日:2006年3月17日

組立中のシールドマシン

組立中のシールドマシンです。シールドマシンの後ろの部分を撮影しています。この現場は、都心でしたので、立坑の中がとても狭く、撮影する空間を確保しにくかったのを覚えています。撮影地:首都高速道路中央環状新宿線 撮影日:2006年6月2日

工事現場の作業員

工事現場で使うコンクリートをトロッコに積み替えているところです。撮影地:首都高速道路中央環状新宿線 撮影日:2006年9月26日

工事現場で行われていた開削工法

シールドマシンで掘ったトンネル部分は、断面が丸くなっていますが、換気設備などを設置する部分やトンネルが合流する部分は、開削工法(地面を上から掘ってゆく方法)で作られていますので、断面が四角くなっています。撮影地:首都高速道路中央環状新宿線 撮影日:2006年12月22日

首都高の換気設備

トンネル内の排気ガスを排出するための換気設備です。蜂の巣状になっているのは、音を外に出さないようにするための消音設備です。向こう側で大きな声を出しても蚊が飛んでいる程度の音にしか聞こえません。撮影地:首都高速道路中央環状新宿線 撮影日:2007年2月21日

首都高の工事現場

トンネルが掘られた後は、床となる部分の工事が行われます。それが終わったら、この写真のように電気配線やスプリンクラーに使うパイプなどが設置されてゆきます。撮影地:首都高速道路中央環状新宿線 撮影日:2007年3月8日

道路の舗装工事

この日は、道路の舗装が行われていました。舗装され、通行区分などが塗装されれば、道路は概ね完成です。撮影日:2007年7月5日

首都高新宿線の開通直後

開通したばかりの中央環状新宿線の様子です。撮影地:首都高速道路中央環状新宿線 撮影日:2008年1月17日

工事現場のシールドマシン

中央環状品川線の工事現場で発進を待つシールドマシンです。撮影地:首都高速道路中央環状品川線 撮影日:2009年11月30日

工事現場の作業員

道路面となる部分を作るための作業が行われていました。撮影地:首都高速道路中央環状品川線 撮影日:2010年4月23日

シールドトンネルの工事現場

掘削中のシールドマシンの後ろ姿を撮影しました。撮影地:首都高速道路中央環状品川線 撮影日:2010年6月1日

首都高速中央環状線は、品川線が完成したことにより、2015年の3月に全線が開通しました。なお、首都高速中央環状線の路線番号は、「C2」です。道路を走る時に思い出していただければ、幸いです。

※ このウェブサイトでは、写真を展示したギャラリーページも用意してありますが、そちらはLightbox形式で表示していますので、ポータルサイトの画像検索の対象になりにくいようです。そこで、写真が検索の対象になるように、このようなページを設定しています。ご了承ください。なお、ギャラリーよりもこちらの方が、写真点数が多く、解説文が長めになっています。