写真家の仕事って?

撮影中の写真家、西澤丞

写真家って、毎日、外で撮影しているイメージですか?

 以前、とある地方の工場で、こんなことを言われました。「この辺の人にとって、東京から来た写真家なんて、宇宙人みたいなもんですよ。」これは、極端な例としても、「写真家って、毎日、写真を撮ってるんですか?」と聞かれることは、結構あります。つまり、一般の人にとっては、写真家っていうのは、何をしているのかよくわからない人の一人なのです。よく分からない人では、ギャランティーももらえませんし、撮影なんかの協力もしていただきにくいですから、私の仕事内容を文章にまとめてみたいと思います。写真家さんの中には、毎日撮影に出ている方もいらっしゃるかもしれませんが、ここでは、私の仕事について書きます。

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開通直前の横浜北西線を撮影して来ました

開通直前の横浜北西線レポート、アイキャッチ画像

来たる2020年3月22日(日)の16時に開通する予定の高速道路、横浜北西線の開通直前の様子を撮影して来ました。どんな道路かというと、2017年に開通した横浜北線と接続することにより、横浜港方面と東名高速道路を結ぶ役割を果たすことになる高速道路です。

この道路の建設中は、撮影だけでなく、見学会に講師として参加させていただいたり、フォトコンの審査委員をやらせていただいたりしましたので、関わりが深く、無事に完成してうれしい反面、もう撮影にお邪魔することがないかと思うと寂しい気もしています。

さて、前置きが長くなってしまいました。現場の写真をご覧いただきましょう。

上の写真は、北西線の南側にある横浜港北ジャンクションから地下トンネルへと入ってゆく部分です。トンネルの入り口ということもあり、ここは照明がたくさん付いています。

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写真の紹介 横浜北西線の建設現場

横浜北西線の工事現場で撮影した写真

撮影地:横浜北西線
撮影日:2017年6月22日

2020年3月22日に開通する横浜北西線。この写真は、まだ建設中だった2017年に撮影しました。トンネルとトンネルの間にある通路部分を撮影していたところ、仕事を終えた作業員さんが歩いて来たので、急遽、設定を変えて撮影した写真です。

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映画「フクシマフィフティ」に参加しています。

映画「フクシマフィフティ 」のチラシ

 2020年3月6日より公開される映画「フクシマフィフティ」のエンドロールに、福島県内で撮影した風景写真を2点提供しています。該当する写真は、このサイト内の写真ギャラリー「福島の今 2018」に含まれています。どの写真なのかは、観てのお楽しみです。なお、エンドロールには、私の名前もクレジットされています。

 以下は、私の個人的な意見です。必ずしも製作者の意図を反映したものではありません。また、試写を一度観ただけですので、思い違いがあるかもしれません。あらかじめご了承ください。

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写真の紹介 福島第一原子力発電所の廃炉作業 桜と作業員

廃炉の作業員と桜

撮影地:福島第一原子力発電所
撮影日:2016年4月12日

 廃炉作業の現場で、桜と作業員の写真を撮影したのは、事故から5年ほど経った2016年4月12日。この頃からフィルター付きの全面マスクを付けなければいけない区域が減少し、簡易マスクで作業できる現場が増えてきました。服も頭まで覆う防護服ではなく、首までの構内作業服です。
 多くの人が、事故当時のまま、全面マスクに白い防護服という服装で作業をしていると思っていらっしゃるようですので、服装の違いにも驚かれますが、何より、構内に桜の木があって、花を咲かせていることに驚かれるようです。

アパチャーギャラリーでの展示の様子

 なお、桜と作業員の写真は、WeTransfer社の助成により、2019年9月、ニューヨークのアパチャーギャラリーにおける展示「Refocus」展にて展示されました。上の写真は、その展示の時の様子です。「壁にピンで留めるか、天井からワイヤーで吊るすか、どっちがいい?」と聞かれましたので、壁にピンで留める方法にしてもらいました。国によって、写真の展示方法も随分と違うものですね。

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写真の紹介 美笹深宇宙探査用地上局 GREAT

美笹深宇宙探査地上局の写真

撮影地:JAXA 美笹深宇宙探査用地上局
撮影日:2018年10月4日

はやぶさなどとの交信に使われていたアンテナ(臼田宇宙空間観測所)の耐用年数が‘過ぎたために、新たなアンテナが建設されていた。新しいアンテナの主鏡は、直径54メートルほどで、この写真では、10分割されたうちのひとつが写っている。2019年12月には、はやぶさ2からの信号の受信に成功している。

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雑誌掲載のお知らせ

ナショナルジオグラフィック 日本版2020年3月号

本日発売のナショナルジオグラフィック 日本版2020年3月号のキヤノンさんのページに、私の写真を使っていただいています。長野県でJAXAさんが建設していた美笹深宇宙探査用地上局:GREATの写真です。私の撮影に対する思いなんかも文章にまとめてくださっていますので、機会がありましたら、ご覧ください。

写真家が考える写真の勉強

シド・ミードやメビウスの本

 書店に行くと「写真の上達方法」をテーマにした本がたくさんあって、私も読んでみたりするのですが、それらに書いてあることに、どうも違和感を感じますので、自分なりの経験を書いてみようと思います。
 趣味で撮影をされている方は、「本に載っているようなきれいな写真を撮りたい。」と思われることが多いと思いますから、そのような方にとって、この文章は、あまり役に立たないかもしれません。写真家になることを考えている人や写真家って何を考えているんだろうと興味のある方の参考になればいいなあと思います。

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写真の紹介 横浜北西線シールドマシンの組立

工事現場で組立中のシールドマシン

撮影地:横浜北西線
撮影日:2016年12月16日

 横浜北西線は、横浜北線とつながることにより、東名高速道路と横浜港をつなぐ高速道路になります。横浜北西線は、全長が7.1㎞あり、その内の4.1㎞がトンネルになっています。この写真は、トンネルを掘るための機械「シールドマシン」の組み立て中を撮影したものです。シールドマシンは、茶筒を横に倒した様な円筒形をしていて、前面には、突起物がついた円盤状の部品があり、それを回すことで土を削り取り、前に進みます。それと同時に後方では、トンネルの外壁が組み立てられてゆきます。写真に写っているオレンジ色のパイプは、削り取った土を水と一緒に後方へ送り出すためのパイプです。灰色のパイプは、ジャッキで、組み立てたトンネルの壁をこのジャッキで押して前に進みます。水色(緑色)のパイプは、土を削るための円盤を回すためのモーターです。

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