BtoB企業に今こそ必要な写真の力

「写真を通じて日本の現場を応援する」を活動コンセプトにしている私が行く現場は、BtoB企業、つまり個人を顧客としない会社がほとんどです。このコンセプトで撮影を始めた2005年頃は、取材先に取材のお願いをすると、あからさまに迷惑そうな顔をされることも多かったのですが、最近ちょっと流れが変わってきました。BtoB企業の広報担当者が、情報を発信することの価値に気づいてくださっているようなのです。そこで、今回は、BtoB企業の情報発信にとって、なぜ写真が必要なのか、私なりに考えていることを書いてみたいと思います。

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写真の紹介 固体燃料ロケット イプシロン

固体燃料ロケット、イプシロンの打ち上げ

撮影地:宇宙航空研究開発機構(JAXA) 内之浦宇宙空間観測所
撮影日:2013年9月14日

 一般の方がロケットを想像する時は、主に水素と酸素を燃料とした液体燃料ロケットを思い浮かべることが多いと思うのですが、このロケット「イプシロン」は、ロケット花火のように固体の燃料を使ったロケットです。燃料はロケットの中で燃焼するので、エンジンが無く、構造が簡単で安価なのが特徴です。エンジンに相当する部分は、「モータ」と呼ばれています。ロケットの下の方から出ている黒い煙のようなものは、ロケットの姿勢を制御するための小型のモータです。
 この写真の撮影では、私はシャッターを切っていません。イプシロンの打ち上げ時には、半径2キロ程度の範囲内は立ち入り禁止となってしまう上に、電波などを発信する機器は使用禁止になってしまうからです。では、どうしたのか?許可されたのは、タイマーを使う方法と音や光に反応するセンサーを使う方法です。タイマーを使った方法ですと、打ち上げ時刻がずれた場合、全く撮影出来ない状況になってしまいますので、私は音センサーを使ってシャッターを切れる装置を自作し、前日にセットする方法で撮影を行いました。当日は、遠くから見守っていただけです。

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工場や工事現場を撮影する時の心得

私が撮影に行く現場は、工場や工事現場、研究施設など、一般の人が入れない場所が多く、場所によっては、私の撮影風景を取材に来たテレビクルーでさえも入れないこともあります。今日は、そんな特殊な現場を撮影させていただく時に注意していることや心がけていることなどを書いてみようと思います。

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写真の紹介 首都圏外郭放水路 調圧水槽

首都圏外郭放水路の調圧水槽

撮影地:国土交通省 首都圏外郭放水路 調圧水槽
撮影日:2004年9月1日

首都圏外郭放水路とは、洪水を防ぐための施設で、この場所は調圧水槽と呼ばれています。近くを流れる4本の中小河川は氾濫しやすいため、水が溢れる前に地下のトンネルを使って水を逃がし、余裕のある江戸川へと放流する仕組みになっています。この場所は、集めた水の勢いを調節するために設けられた空間で、サッカーコート2面分くらいの広さがあります。ここに集められた水は、ポンプでくみ上げられて、江戸川へと放流されます。

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Intergenerational war

Notice: The text on this website is a Japanese text translated into English by automatic machine translation. Because I’m not good at English. I’m sorry, but it may be a strange sentence.

I feel that the world is now in a situation like an intergenerational war on environmental issues. The next generation of people are harshly looking at the generation who did nothing by thinking about the immediate future.

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Reasons for becoming a photographer

Notice: The text on this website is a Japanese text translated into English by automatic machine translation. Because I’m not good at English. I’m sorry, but it may be a strange sentence.

How can I become a photographer?

“How can I become a photographer?” With the proliferation of mobile phones and smartphones, the number of people who take photographs is increasing explosively, so I think more people are thinking about this.

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写真家(クリエイター)のブランディングについて

あなたでなければいけない理由

 写真家やクリエイターなどの個人事業主がブランディングの話に触れる機会は、それほど多くないでしょうから、私が経験したことを元に書いてみようと思います。

 私がフリーランスになった2000年頃には、ブランディングなんて言葉を聞いた覚えがないんですが、最近は聞く機会が増えているように感じます。ブランディングなんていうと敷居が高くなってしまう感じですが、「選んでもらうための理由」と言い換えればわかりやすいかもしれません。私自身もブランディングなんて聞くとちょっと身構えちゃったりしますから。

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世代間戦争

 今、世界では環境問題に関して世代間戦争のような状況になりつつあると感じます。目先のことだけを考えて何もしなかった世代に対して、次世代の人たちが厳しい視線を投げかけているのです。

 私が日本の暮らしを支えている現場を撮るようになったのは、後から来る世代に後ろ指を刺されないような仕事をしなければいけないと思ったのが動機のひとつですが、あまり成果を出せないまま、本当に次世代に批判されるような時代が来てしまいました。

 もちろん、代替エネルギーや蓄電池のことを考えずに化石燃料の使用をやめるような話は、江戸時代くらいまで生活水準を下げる覚悟が必要ですし、現在の人口では多くの人が死んでしまうことも想像されますから、0か1ではなく、どこを目指し、どこで妥協するのかを考えるべきだとは思いますが、危機感を持って具体的な行動をしなければいけない時期に来ていることは確かだと思います。

 東日本大震災の時も強く思いましたが、写真を撮ることしか出来ない自分に何ができるのか。「何もしなかった老人」になってしまうまでに、もうちょっとあがいてみようと思います。

以上、写真家西澤の悪戦苦闘でした!