キヤノン製プリンターPRO-10Sでプリントする時の余白について
キヤノン製プリンターPRO-10Sでプリントをすると余白の幅がバラバラになるのがずっと気になっていました。このプリンターを購入してから色見本を出力するくらいにしか使っていなかったので我慢していましたが、今回、取材先にプリントをプレゼントするにあたり、どうしても許せなかったため、解決方法を探してみることにしました。
結果としては、余白の幅を揃えることができましたが、ここに書く方法は、あくまで自己流の方法です。また、再現しながら書いていますので、キャプチャー画像の数字なんかは、多少違っているかもしれません。ご了承ください。
まず、私はフォトショップ経由でプリントしますので、フォトショップの 「プリント」を開き、そこに出てくるダイアログの「プリント設定」に進みます。
開くと「用紙サイズ」という項目があるのでそこをクリックします。そうすると様々な用紙サイズが出てきますので、一番下にある「カスタムサイズを管理…」を選びます。
すると上のようなダイアログが出てきます。よく見るとプリントの余白を示していると思われる数字(赤枠)が上下で違っています。なんでここの数字が違っているのか全く不明ですが、2ミリくらいのズレは、実際にプリントした時の余白の幅の違いと同じくらいの数字です。ここを変更しましょう。
まず「プリントされていない領域」のところを「Canon PRO-10S series」から「ユーザー定義」(赤枠)に変更します。次に左側の一覧表のようなものの下にある「+」マーク(緑枠)をクリックします。そうすると一覧表内に「名称未設定」という項目が追加されますので、任意の名前に変更します。ここでは、「ハガキ」にしてあります。次に用紙のサイズや余白の幅を入力します。ここでは、余白を全部5ミリにしてあります。入力したら「OK」をクリックします。
プリントのダイアログに戻りますので、「用紙サイズ」以外の項目を設定した後で「現在の設定をプリセットとして保存…」を選び、任意の名前のプリセットを作っておきます。(このキャプチャー画像では、すでに「ハガキ」と出ていますが、それは、この記事を書く前に実際に作ったものが表示されています。)
このような手順でプリントしてみたところ、コンマ何ミリかのズレはありますが、明らかな余白のズレは解消しました。たかが余白ですが、とても気になっていたので、これで、ようやくスッキリしました。
以上、写真家西澤丞の悪戦苦闘でした!